引っ越しで知らなかったこと pyspa Advent Calendar 2020/12/24

pyspa アドベントカレンダー2020の24日目です。昨日はPythonで仕事をする人のための書籍まとめ2021 - 学習, 業務効率化, アプリ開発からデータサイエンスまででした。

最近引っ越しをした。今回の引越しは私生活と世間の変化により今まで以上に住まいについて考える機会があった。知ってる人は知っている内容かもしれないが、自分が知らなかったことについて書いておく。

引越し歴

だいたいこんな感じで引っ越しを経験している。実家(家族と同居、戸建て、18年) -> 大学(一人暮らし、賃貸、6年) -> 会社員(一人暮らし、賃貸、5年くらい) -> いったん引越し(一人暮らし、賃貸、6年くらい) -> 同棲・結婚(妻と同居、賃貸、4年くらい) -> 現在(妻と同居、賃貸、11日)。

今までは立地と間取りと賃料くらいしか気にしていなかった。今回の引越しは結婚後最初の引越しというのと、世が世で家にいる時間が長くなったのでちょっと真剣に住む家のことを考えた。引き続き賃貸に住むことにしたのだが、視野を広げたことで見えてなかったものが見えてきたのでまとめておく。

ちなみに今の住まいは分譲マンションの賃貸。1LDKで45平米くらい。直前の住まいは2LDK60平米だったが1部屋は実質物置部屋だった。案外1LDKでもいけるんじゃねーか?と思って試しに住んでみたら割とすっぽりいい感じに収まった。ウォークインクローゼットがついていてそれの存在はでかいかもしれない。この記事では、想定と異なった事柄、よくなかった事柄を中心に書いているが、今の住まいは立地、設備など多くの点でかなり気に入っていて、次はマンション内で引っ越すのもありかもしれんと夫婦で話しているくらい我々にとっては良い物件である。不動産屋の担当者にも無理を言って入居前だけど部屋の分電盤の配線を確認させてもらったりいろいろとよくしてもらっている。

部屋によって引けるインターネット回線が異なる

こちらは長文になるのでまとめると、

である。

夫婦揃って在宅勤務をしているのでインターネットの存在は必須となる。引越し当日から使えないといろいろと困る。安全策をとるのであれば旧居のプロバイダをそのまま継続なのだが、旧居はオーナーが全室のインターネット契約をしてくれているタイプのマンションで、自分が契約しているわけではなかった。よって新居では必然的に回線・プロバイダともに新規契約することになった。

最初に考えたのは NURO 光である。NURO の噂はいろいろ聞いていた。工事が2回必要なこと、工事担当者が来たけど工事不可能になることもあるということ。賃貸物件の場合は導入できるかどうかは運によるみたいだが、インターネットずぶずぶの生活をしているので回線の速さと太さは正義であるのでトライしてみた。

NURO に新規申し込みしてみるとなんとあっさりと工事日が予約できた。それも引越し当日。1回目の工事、2回目の工事も同日。なんだすんなりいくじゃねーか。これはSレアを引いたか?と、同僚や友人に言うと安心するのは早いと言われた。友人の一人は、どうやら俺と同じパターンになった結果、上に書いた工事担当者が来たけど工事できなかった事案に直面したらしい。また、NUROのサイトをみると、「基本的に同日の工事はやらない」と書かれている。これについては問い合わせたが、書いてある通りだ、と返ってきた。詳細は省くが先方のサポートの回答がこちらの質問に対して的を射た返答になっていなくてちょっともやもやした。そういうこともあって徐々に不安になり始めた。不安を払拭すべく不動産屋に質問をした。NURO入れてる人いますか?と。親切な不動産屋で、新居で NURO を引いている入居者に聞いてくれた。どうやらイケるらしい。ちなみに NUROは工事の際に建物の主配線盤を触る必要があるため、管理会社や管理人に調整が必要。なので管理人は X月X日のX時頃にxxx号室の人間が NURO の工事を手配したというのを把握している。

これで一安心かと思いきや、その後に不動産屋から追いでメールがきた。いくつかの部屋では問題なかったが、いくつかの部屋では工事ができなかった、という旨の内容だった。どうやらオーナーにより?部屋の構造により?回線を引くことができたりできなかったりするらしい。部屋の構造や各部屋の分電盤がどうなっていたらいいのか?という話だがそこは当然 NURO の担当者がくるまでわからない。結局ふりだしの運ゲーに戻った。

引越し日からインターネット接続できることが最優先なので、ここで契約先を楽天ひかりに変更。数多あるプロバイダの中からどれを選ぶかって話だが、最速を謳う NURO がだめなら、楽天経済圏に片足突っ込んでる我が家としては楽天ポイントの足しにしたいという欲求がある。ウェブで申し込みをすると楽天ひかりから電話がきた。楽天ひかりはウェブで申し込みをすると後日電話で工事日の調整がくるフローになっている。こちらも引越し当日から行けるとのことだが、一つ条件が提示された。部屋に光コンセントがついているかどうか?ついてなければ派遣工事が必要で担当者の派遣が12/24だか12/25になる。つまり開通は12/25。メリークリスマス。ついていれば工事不要(無派遣工事というらしい)で引越し日当日から開通。こちらで ONU を挿せばいい。

光コンセント、そういえばあったかな…?こちらも不安になって不動産屋に連絡。コンセント付近の写真を送ってきてくれた。めちゃくちゃありがたい。そして光コンセントがない。

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ない。そしてLANポートがある。内見のとき、当然あるもの、と思っていて気にしていなかった。というかどっから来てるんだこのLAN???再度、不動産屋に連絡。「光コンセントありますよね?LANはどこにつながってます?」回答はわからないとのこと。もう一回部屋見せてくださいと要望を伝えた。新居と旧居の距離は徒歩10分。すぐいける。保険の発動が入居日からなので何かあったら100%賠償になってしまうと注意事項を伝えられつつ、入居前の新居に凸。うーむ、光コンセントが…あった!下駄箱の裏に分電盤があった。SCコネクタのポートが2つついているのが確認できた。少なくともONUは刺さる。そしてLANが刺さっていてタグに「寝室」「リビング」などと書かれていた。下駄箱の裏の分電盤に回線が引き込まれてそこから ONU を経由して各部屋に LAN をはわせるというアーキテクチャだったようだ。わかってよかった物理インフラ。

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いろいろ不安ごとがあったが引越し日に ONU 設置して快適なインターネット生活ができている。

電力自由化だけど電力会社が自由に選択できないケース

電力自由化。存在は知っていたが、たいして変わんねえだろ、とまともに考えたことがなかった。しかしながら一日中家にいるのが平常運転になった今、電気をバンバン使っているので電力も賢い形にできないかと考えた。

試算してみたり pyspa チャットで教えてもらった結果だと熊本電力が安いらしかった。また楽天経済圏の話は上に書いた通りで、インターネット回線の楽天ひかりに加えて、楽天でんきを加えることも考えた。ということで、第一候補はポイント目当てで楽天でんき(ついでに楽天ガスもワンチャン)、第二候補は熊本電力と照準を定めた。

重要事項説明署に目を通すと、水道:東京都水道局、ガス:東京ガス、電気:中央電力、の文字。あれ?東京電力じゃないの?物件の本契約日、重要事項説明のおりに電力会社を変えたいと伝えたら中央電力固定との返答だった。これはマンション一括受電というやつである。仕組み的には通常の契約より電気代は安くはなるらしい…。答え合わせは2月くらいにできるかも。キッチンがIHに変わっていたり部屋が減ったりで単純比較はできないが…。

調べたかんじだと、マンション一括受電契約の仕組みがでてきたのは00年代前半のようだ。安くなるということで一括受電契約しているマンションは結構あるらしい。電力代安くなるし共用部の電力も抑えられるしマンション買う人にとってもバリューになる、と。しかし2016くらいに電力が自由化され、むしろ一括受電契約に対して非難が出るようになった。自由じゃねーじゃねーか、と。 そういったこともあり一括受電契約から個別契約に切り替えを考える不動産屋もいるらしいが、一括受電契約の最小契約年数が10年だか15年だからしく、今すぐに切り替えってわけにもいかないらしい。

というわけで電力会社は選べなかった。めちゃくちゃこだわりがあったわけではないが…。今、好きな電力会社と契約している人は、引越し先が一括受電のパターンの場合、今契約している電力会社との契約更改のタイミングが合わないと違約金が取られるかもしれないので注意した方がいいかもしれない。

家賃の自動引き落としができないケース

これは盲点だった。たしかに、隣に住んでる大家さんに家賃を手渡ししているんだよね〜、という話は聞いたことがある。しかし新居はそれなりに設備の整ったマンションでまさかそういうことはないだろうと思っていたが…。重要事項説明時に知らされた。幸い手渡しでなく、こちら側から振り込むパターンなので、こちら側の口座で自動振り込みを設定してなんとかする。

今のマンションには知人が住んでいて、本件についてメッセしてみたんだが知人は自動引き落としらしい…オーナーによって違うのだろうか…。

壁紙は減価償却が6年らしい

こちらは旧居の話。やらかし案件。壁際に置いていたものが原因で言い訳できるレベルではないレベルで壁紙にダメージを与えてしまった。退去の立ち合いのときに担当者に恐る恐る聞いてみたら数千円と言われた。そしてそこから減価償却期間の6年を考慮していくらかこちらの負担が軽減されることになるとのこと。どうやら壁紙についてはやらかした場合は6年くらい住むとチャラになるかもしれないということがわかった。でもまあ数千円。

おまけ:コーポラティブハウスという形態

住まいを決めるにあたって戸建て建築、戸建て購入、マンション購入、賃貸あたりが主な選択肢だと思う。結果、賃貸にしたが、購入についても去年あたりからちまちまと調べてはいた。ここで一つ、コーポラティブハウスという選択肢がある。

コーポラティブハウス

平たく言うとマンションと戸建ての中間のようなもので、入居希望者がある程度集まったら入居希望者達で集まってマンションのコンセプトや外観や建築家や業者などを決めて建築していく、みんなで作る集合住宅のようなものである。場所と土地全体の広さ、各部屋の大まかな広さくらいは決まっているが、それぞれの部屋のどこにトイレを置くとか、室内の壁や部屋区切りをどうするかなどはそれぞれの部屋の契約者が自由に決めることができる。マンションは何十世帯というレベルではなく、低層で世帯数もそんなに多くないものになると思われる。

メリットとしては

デメリットとしては

どういう属性の人が住んでいるか聞いてみたんだが、プロのカメラマンとプロの画家のカップルで住居兼アトリエにしている。音楽一家で防音室を2つだか3つ設えている。普通の会社員で部屋に対してこだわりが強い人が住んでいる、ようであった。もちろん特徴的な例を挙げてくれたんだとは思うが、それなりにこだわりを持っている人にとっては良い形態という印象だ。

たしかにちょっと面白いかもしれない。すでに施工済みのマンションを見ると見て呉れも割とイケメンである。コーポラティブハウスの担当者の前で考え込んでいると、

即断できるものではない。

まとめ

思い通りにならないこともあるしなることもある。今のところの考えとしては引き続きヤドカリのように賃貸を転々とするつもりでいるが今回調べたことを活かしたい。

おわり


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