酒をほぼやめた

酒、やめた。いや、ほぼやめることにした。こう書くと肝臓でもやられたんか?とか健康診断でなんか言われたんか?と思われるかもしれないので先に書いておくと体を壊したとかそういうことではなく、いろいろ思うことがあって無計画に飲むのはもうやめようと思った。 すでに去年、2019年3月くらいから初めたジム通いを期に酒の量は意図的に減らしているんだが、トレーニングしない日はかなり飲んでしまうこともあったので、改めて自身にルールを定めることにした。

これ以外は飲まん。やめてねーじゃねーか、って言われると思うが、健康を害したわけではないので自制してうまく付き合っていこうという話だ。

以下、いくつか理由。

老いたので

酒は強いほうで、二日酔いになることはほとんどなかったのだが、おそらくは老化で翌日に酒が残るようになった。平日に酒を飲むと翌日は午後まで、時には15:00くらいまで使い物にならなくなった。金曜日ならええやろ思ってちょっと深酒してしまうと土曜日が消えてなくなるという現象が起きるようになった。たった数時間の飲酒で翌日が俺の人生から消滅する。年々体が酒を制御できなくなってきていて自分が酒に支配されている感じが気に入らない。もう量を減らすかまったく飲まないほうが良い。年には勝てないという単純な話だ。

たまには親の言うことでも聞こうと思ったので

今まで実家とは家族仲が良くなくて数年に一度くらいしか連絡をとっていなかったのだが、結婚を機にたまに電話や食事をするようになった。親はよく酒を飲みすぎるな、という説教をすることがある。こちらが飲んでいない時にでも、だ。電話かかってきて別の話をしていたら「そういえば酒を飲みすぎるな」と突然言い出したりする。俺の親は、親族が酒で死んでたり、親戚が酒屋を営んでいたときに悪いタイプの酔っぱらい達と接していたことがあるからか、とにかく酒に良いイメージがないようだ。

ちょうど上記の老化について考えていたときに親と電話していて、こいつまた酒の説教するんじゃねーかな、と思ってたら案の定言い出して、たまには親の言うことでも聞いてやってもいいかな、という気になった。齢40近くして未だ反抗期のような発言だが、思い返せば幼少期は別として物心ついてから親の言うことを聞いたことは一切なかった。あんたらが心配だっつうならたまには安心させてやるよ、という意味でやめてみるか、という気になった。

影響を受けた

おもしろいもので、仲の良い友人たちも酒を完全にやめる、無駄酒をやめる、誘われたときだけにする、など理由や形態は違うが確実に酒の量を減らしていてシンクロニシティのような現象が起きている。みんなもそうなんだな、と思うと気が楽になった。

時期同じくして、これらの記事や動画がタイムラインに流れてきた。どちらも酒をやめてもいいかな、と思っていた俺の背中を押した。

飲んでいなくても、飲み会を楽しめる

これは本当にそうで、自制をはじめてから酒を飲まずに焼き鳥、酒を飲まずに焼肉、酒を飲まずに串カツなどをやってみたりしたが、どれも楽しかったし、気のしれた人間と話すときは酒はあってもなくても楽しいということがわかった。

自分の味覚にも気づいた。焼肉や焼鳥、中華料理やタイ料理などいくつかの食べ物は酒を飲まないほうが美味しく感じた。たとえば焼肉、じっくり肉を味わう。酒はむしろないほうが良かった。まぁ逆にダメな肉は超絶まずいということも改めてわかったんだがw そりゃビールで流し込まなきゃとてもじゃないけど食えねえな、とw 寿司や刺身は日本酒、洋食はワインがあった方が満足度高いかな。

少し話がそれるのだが、和食やイタリアンなどは飲酒文化とともに料理が開発されてきた背景があるからか酒に合うものが多い。カレーなどのインド料理は宗教的理由で飲酒文化がないため、料理にあう酒がそもそもない。カレーとビールがあうという意見もありそうだが、あれは喉を潤しているだけで合っているかどうかというと話は別。ビールがカレーの味を引き立てるかと言うとそうでもないし、その逆もない。

話を戻して、これが冒頭に書いた「俺にとっての飲まなくても良い場」である。飲まないほうがメシウマだろうな、という店では飲み会であっても酒は飲まないことにした。

周りを見渡してみると、ノンアルコールビールの瓶がそこかしこのテーブルに置かれていた。思っていたより、多くの人が酒を飲まずにその場を楽しんでいたのだ。これも一つの発見だった。

これも本当にそうで、ちょうど妻とジムに行った帰りに、今日は外食にしてしまおうか?という話になって焼肉屋に入ったんだが、隣のテーブルの同い年くらいかな?のカップル、遠くの席の若いカップルはみんなソフトドリンクを飲んでいた。隣のテーブルにカップルが座る前はお子様連れのご家族が座っていて、お母さんがビールを飲んでいたのを見たくらいだった。自制を意識するまで周囲の飲酒事情など気にすることはなかったんだがね。我々は烏龍茶二杯で肉を楽しんだ。うまかったし、家計にも優しい会計だった。

今後の人生でももっと酒を楽しむため

まとめになるんだが、俺はもともと酒に酔いたくて酒を飲んでいたのではない。そもそも酒を酔うためのアイテムとして使っているウェイウェイ系とは飲酒性の違いにより合わない。日本酒もワインもウイスキーもクラフトビールも味自体が好きだったり、メシと合わせておいしく飲むのが好きだ。今後の人生でも酒を長く楽しみたいし、健康も維持したいし、エンジニアとしてもパフォーマンスも維持したい。それを考えるとルールを設けて自制するのが一番良いという判断だ。すでにこういうことができている、もしくは付き合いでたまに飲むくらいの頻度の人にとってはあたりまえかもしれないが、今まで深く考えていなかった俺にとっては重要な決めだ。

昨今の健康ブームや世論もあってタバコと同様に酒もこの世から消される存在になるかもしれないが、そうなるときまでうまく付き合いたい。

おわり


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